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書籍紹介(新書)

日本は世界5位の農業大国

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農業について考えなおさせてくれるこの1冊。
なんと日本の農業は世界第5位であって、メディアで流されている自給率については受けてが誤解するように仕向けられた説明がなされているとの事。

具体的に見ると政府が言う自給率は、 カロリーベースの食料自給率がよく言われている。
http://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/anpo/pdf/110811-01.pdf
を見ても、現在では39%らしい。生産額ベースでは69%もある。
メディアではこの約7割というのは絶対に出てこない数字だ。

このカロリーベースの自給率は、
1人1日当たり国産供給カロリー/1人1日当たり供給カロリー=カロリーベース総合食料自給率
となっているが、これを分かりやすくすると
((国産+輸出)供給カロリー/人口) / ((国産+輸入-輸出)供給カロリー/人口)
となる。分母となる供給カロリーは口にしていないカロリーも含まれる。つまり、コンビニやスーパーの大量廃棄物や、 ファーストフード等々の廃棄も全て含まれる。約日本の生産物の1/3が該当する。
又、そもそも生産物の中には、土地持ち非農家も含まれる。農家が作った廃棄物は子数に入っていない等々多くの問題があると本書では指摘している。
たしかにその通りであって、著者はこの農水省の予算獲得の為によって操作されていると述べている。

http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/pdf/22sankou4.pdf 
を見てもあまり自給出来ていないのは小麦系と大豆系である事が分かる。肉類については飼料が自給出来ていないだけだ。
別に自給率の問題は大した事無いんじゃないかと思ってしまった。
たしかに飼料はアメリカが大量に生産しており、 それは輸入に頼っているがそれは安いからであって、市場の需給バランスの上である。
日本の農家が飼料を安く作れれば、それを使うであろう。耕作放棄地もどんどん生まれている現状においては、 有効活用すればいいだけである。ただ、現在では耕作放棄地で作ったとしてもアメリカから輸入した方が安いのだろう。

そして農業は成長産業のようだ。
農業はビジネスとして捉えるべきであると本著は述べている。
食料危機はこない。耕作地辺りの生産性が上昇しているからである。そして、少子高齢化。食料の消費量自体が少なくなる。
なので、食料危機については心配しなくてもよさそうだ。

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