鉄道の車両とかのオタクでは無いけど、鉄道自体のシステムや経営にはとても興味があるので、こういう本があると買ってしまう。
まずタイトルの山手線と東海道新幹線のどちらが儲かっているのかという話だが、そもそも山手線はJR東日本の分け方だと品川駅と田端駅の間(渋谷新宿側)の部分を指す。
そりゃ昔の免許とかそうなんだけどさ、読み手を裏切るのは止めて欲しい。そして、新宿から代々木まで併走している中央線や、埼京線、湘南新宿ラインも全部入れて計算した結果、1km辺りの利益としては山手線の方が上という結論になっている。
もうこの段階でうーんという感じだ。切り口変えれば結果は変わるのだろうけど。
あとは、本書では中央線の新宿駅には何故一方向に二線あるのか(これは、新宿の乗降時間が長いので、1本ずつ交互にホームに進入させて、運行上のボトルネック解消。)とか、東海道新幹線の掛川駅や新富士駅を作った理由(のぞみ速達の為に障害となるこだまの待避施設の為)等が記載が記載されている。
経営的な面としては青春18切符や早朝のホームライナーは、固定費がかかる物からいかにキャッシュを生むかという視点で作られているというのは面白かった。
昔からプラレールやA列車とかで遊ぶと、通過待ちとかそういうのが好きだったと思い返す。駅を見て、これは何故こういう路線になっているのか。そういったのを見るのはとても面白い。
でも車両にはあまり興味が無い。車もそうかも。車自体に興味はあまり無いけど、高速道路や橋とかには興味がある。
なんか1つ自分の中で解決したような・・・・・。
そして最近プラレールアドバンスなる物がでているのですね。
プラレールで複線とかいいですね。
個人的にはA列車も好きです。
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