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子育て

ベビーカーについて考えてみた

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最近ベビーカーで子供を連れて外出する事が多くなったので色々と考えてみた。

ベビーカーとは何か?

何気なく使ってるけど、ベビーカーは乳幼児を乗せて運ぶ手押し車の事を指す。自転車やリヤカー同様の軽車両に該当しそうだが、IMG_2274

 

道路交通法第2条第1項第11号
自転車、荷車その他人若しくは動物の力により、又は他の車両に牽引され、かつレールによらないで運転する車(そり及び牛馬を含む。)であつて、身体障害者用の車いす、歩行補助車等及び小児用の車以外のもの

 

とあるので、車両では無い。つまり歩行者だ。

公共施設のバリアフリー化が進み、大手商業施設には授乳室の整備も進んできており、大分ベビーカーでの買い物も非常にしやすくなってきている。昔は子供が生まれると買い物に行くためには車が必要だったが、ベビーカーで電車で十分外出出来るようになった。しかし、電車やバスといった公共機関においてベビーカーが安心して使えるかというとそうでもない。

ベビーカーは邪魔?

一般の人から見るとベビーカーは邪魔である。ただ子育てした事ある人には仕方ないよねという共通意識があるので、譲り合いとかそういうのは出てきている。ありがたい事だ。しかし子育てした事無い人からするとどうして抱っことかそういう事しないのだろうかと思うかもしれない。

ベビーカーの外出では買い物もするので、荷物も多い。おまけに子供も見ているので、抱っこするというのはかなり大変なのだ。重い買い物をした際に、もう一つ重い物が加わると考えると分かりやすい。

昨今では車椅子の方が電車に乗る事も多くなったので、こういった意味では電車の車両によってはスペースがある場合もある。シルバーシート増やすより、こういった座席が無いスペースを全車両に欲しいなとベビーカーを使う側からは思う。

そもそもとしては都市部の子育て世帯の車離れも影響している。あたかも車に興味が無い言い方だが、車が無くても十分生活出来るからこそ、ムダと考えられる車を持たない世帯が増えた。もちろん賃金低下も大きく影響している。電車といった公共交通機関のバリアフリー化の推進も車離れに寄与しているのではないだろうか。

公共交通機関でのベビーカー

駅はかなりバリアフリーが進み、大体どこでもエレベーターがあるので時間はかかるものの移動する事が出来る。しかし、電車に乗る際が少し怖い所。ホームドアのある駅において、ホームドア自体にレールが必要とされているドアはそこを超えて段差と隙間のある電車に乗るのにとても苦労する。(南北線等)
又、バスについてもノンステップ型のバスでないと難しい。まだまだバリアフリーやベビーカーに配慮出来ていない場所は多々ある。より子育てでの消費を活発化させるのであれば、こういった公共の場での改善はまだまだ必要であろう。

共通ルール

よくベビーカーが邪魔で、畳まないのか?とネットのQ&Aサイトで出ているが、鉄道会社やバスで何かベビーカーについてのルールがあるわけではない。まあ混雑している車両ではちょっと配慮して欲しいとかそんなレベルだ。一応統一ルールを作る動きはあるようだが、まだ決まっていない。

 太田昭宏国土交通相は21日の閣議後の記者会見で、電車などの公共交通機関におけるベビーカーの利用について、統一ルールをまとめる方針を明らかにした。関係省庁と近く協議会を立ち上げ、「社会全体で子育てを応援する方向に持っていきたい」と語った。

 バリアフリー法のガイドラインにベビーカーについての規定を盛り込むほか、車内のベビーカー利用への配慮を周囲に求める統一マークを作製。混雑時の車内ではベビーカーを折り畳むなど、利用者に向けたルール作りも検討する。
日経新聞

問題は土日であっても電車が混むんだよね。土日の外出はベビーカーに対しては特に配慮をして欲しいと願う。
でもまあベビーカーを畳むというのは行きでは出来るけど、荷物が多大になった帰りは難しいなと思う所。どうしたものか。

ベビーカー可のレストラン

乙武氏の車椅子でのレストラン側の拒否問題が世の中を騒がせていますが、ベビーカーでレストランに行く際には当然ながらベビーカー可かどうかを調べます。まあ当然だと思いますが、大手百貨店やHPにはベビーカーOKと書いてある事が多いです。そうすると安心して出かけられます。お店側もベビーカー連れを案内しやすい座席もしっかりと把握されているので、行くなら開店一番が良いですね。

まとめ

ベビーカーはとても便利であり、値段も数万円程度とかなり手頃である。昨今の車離れも深刻であり、買い物に行く際には車では無く公共交通機関を使う事が多くなってきている。又、東京においては子供の出生数は横ばい~増加になっており、ベビーカーでの外出は多くなると考えてよい。共通ルール策定の動きも、ベビーカーを制限するのではなく、社会としてベビーカーでの子連れ世帯の子育てを応援するようなルールを望む。

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