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子育て

保活!! 保育園(認可)への入れ方(子育てシリーズ2回目)

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保育園に子供を入れたい。どの保育園でもよければ入れられる保育園はどこかにはある。
しかし、国が認可している認可保育園に入れるのは至難(というか無理に近い)である。

保育園(認可)の空き状況

練馬区の認可保育園の空き状況が練馬区のHPにある。

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これは練馬区の石神井公園部分である。 見て頂くととにかく0歳児の欄は0・0・0である事が分かるだろうか。

とにかく空きが無いのが今の認可保育園の現状である。

認可保育園の提供割合

そんで認可保育園の定員と、幼稚園の定員情報と練馬区の住民数を拾えたのでまとめてみた。 2ninka
これを見ると認可保育園でまかなえるのは住民の2割5分程度である事が分かる。保育園の数が全く足りていない事は明らかである。 特に0歳児のカバー率は低い。いかんともしがたかい問題である。
幼稚園の定員とも合わせると行政としてはカバーしている事になるのだが、幼稚園には空きがあるので閉鎖になる施設もあるとの事だ。
この幼稚園をこども園にして幼保一体化とか行政は言っているが、なんともしがたい。

保育園(認可)に入れる為には

さて、今回はどうやったらこの難しい保育園(認可)へと入るようにするかだが、この保育園(認可)は定員制であり、小学校入学と合わせて児童は卒園していく。そして卒園に合わせて新しい児童が入園する。
つまり大量に入れるのは4月だけだ。共働き世帯においては育児休暇から復帰する時期(約1年)がとても大切であり、この時期がどこかによっても保活は戦いとなる。

この4月が狙い目であるという点を述べたが、そもそも保育園の選考は入試でも無い為各家庭の状況をポイント制にして、そのポイントが高い世帯から優先的に保育園に預けられる状況である。 ではそのポイントの計算式だが、詳細はこちらの案内書類から見る事が出来る。

まず両親が共に正社員でフルタイムで働いている事によって40点。(時短勤務等ではマイナス)
これが基準点として、一人親であるとか、既に兄弟が保育園に入っているとか、近くに祖父母が住んでるという事でマイナスにされるとか諸々世帯ごとに点数を付けられて、この点数が高い人から希望の保育園に入れるという形である。
いわゆる一般的な共働き世帯が「さあ子供を預けて働こう」と思っても、まず預かってもらえないというのが今の行政の現状であって、まだまだ保育園よりも幼稚園の受け入れ人数が多いとかいうのは行政の怠慢以外の何であろうか。
夫婦共働きでの基礎点数ですら認可保育園に入る事が出来ない。この状況は異常だ。 皆がなんとかここをくぐりぬけようとあの手この手を考え繰り出すことで必死になるあまり「保活」といった言葉が生まれる。
まあまず満点でも保育園(認可)には入れないようだ。おかしな話だ。

保育園(認可)に入れる具体的な方法

さて、ここで実際に保育園(認可)に入れる為にはどうすればいいのかという点だが、いわゆる認可外保育園に長い間預けておくという事がある。
認可保育園に預けたかったのだけど、仕方なく認可外保育園(いわゆる無認可保育園)に預けておけばポイントを加算しますよとかいう制度だ。 当然認可外保育園は月にかかるコストは非常に高い。しかし、先に投資をしないと認可保育園に入れないという現状が今である。
しかしながら、今はこれすら行っても認可保育園に入れない場合もあるというから恐ろしい世界だ。保育地獄とも言うらしい。 もはや学歴も何も関係無いカオスな世界であると。 最も逼迫していない地域に引っ越すなりすれば問題無いわけなので、こういったのを嫌って他へ引っ越すというのも有力な手段である。
又、偽装的に離婚をする人もいるらしいので、保育園へ入れる為に手段を問わなくなってきているのが現状のようだ。
そもそもの原因は認可保育園の不足であり、認可保育園の方が認可外保育園よりも安くて上質であるという点である。無認可保育園でお金はかかっても良質なサービスであればそっちに行くだろうが・・・。

まとめ

こう考えると保活はなんて労力の無駄なのかと思ってしまう。前提として、女性が働きたいというのであればそれは応援すべきであって当然だ。そういう女性であれば男性と変わらない収入を得ている事だろう。
しかし、そう熱い熱意がある女性ばかりであるわけではない。収入も相対的には男性よりも低い傾向にある。って事は、男は妻を専業主婦に出来るだけの稼ぎを出さないといけないという事だ。

2syu平成23年 国民生活基礎調査の概況

しかし今の世の中そんな事が出来る男性は極僅かであり、共働き前提の収入モデルになってしまっているのが今の日本だ。共働きしないと世帯としての収入が少なくなり暮らしていけない。こんな状況が今だ。
そういう状況の中で女性が働きたくても子供を保育園に預けなければ正社員として継続して働くなんて事は出来ない。企業はすぐの女性の復帰を望んではいるものの、育児休暇は1年なんていうパターンが多い。
しかし、保育園はそう多くも無い上に、0歳や1歳では預かる人員数も少ない。結果的に共働き出来る人数はおのずと限られてくる事になってしまう。
次回は認可保育園と認可外保育園(認証含む)の違いについてまとめる。

■子育てシリーズ

1.保育園と幼稚園の違い(子育てシリーズ1回目)
2.保活!! 保育園(認可)への入れ方(子育てシリーズ2回目)
3.認可外保育園は認可保育園の20倍の死亡率?認可保育園と認可外保育園(無認可保育園)の違い(子育てシリーズ3回目)
4.何故起きた待機児童問題(子育てシリーズ4回目)
5.ビジネスとしての保育園を考える(子育てシリーズ5回目)
6.3年間抱っこし放題政策から保育の問題を考える(子育てシリーズ6回目)

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