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子育て

「安倍さん、女性を勘違いしてますよ」という日経マネーの記事が酷い

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ほんと日経ってここ数年でどうかしてるよねと思う事が多くなった。日経ビジネスに乗っている日経マネーの記事。なんだこれ。

kodomo

「3年育休は女性をダメにする」緊急鼎談!「安倍さん、女性を勘違いしてますよ」(上)

「3年育休は女性をダメにする」っていうのは正しくないな。働きたい女性をダメにするってのが正しい。全員が全員積極的に働きたいなんて思っていない。(男女共にね。)

「社会の中で働きたい!!成長したい!!」と思う女性に対してであれば、記事の内容はまあいいんじゃないのと思う。積極的に働く女性を否定する気は無いし、応援したい。ただ、大多数であろう生活の為であるとかあまり仕事に対して意識の低い女性に対しても「ダメにする」というのはどうなのかなと。

この記事においては保育にかかるコストが考慮されていないのと、安陪首相の成長戦略の中には保育士の育成等の話があった事がこの記事ではカットされてしまっている。コスト面では、保育士1人辺りで子供を見る事の出来る人数は認可外保育施設指導監督基準によって決まっている。

0歳児は3人。1歳~2歳児は6人。3歳児は20人で、4歳児以降は30人である。早くから復帰するとなると保育士を増やす必要がある。しかし、保育士は日本人であり当然ながら給与を払う必要がある。0歳時の母親がフルタイムで働く事になると、保育士は交代で見る+突然の休み等の考慮から2.5人は少し多いかもしれないが、概ね母親1人につき1人弱の保育士が必要である事は確かだ。

対して3歳児以降であれば、コストは少なくて済む。女性1人が社会に復帰する為に、保育士がほぼ1人必要であると考えると、本当にすぐ復帰する事が社会にとって費用対効果に合うのかどうかを考える必要があろう。(詳細 http://www.daipin41.com/2013/05/child-care6/

保育園の数も増やせない、保育士の数も増やせない。そんな状況の中においては3年育児休暇という面は費用対効果という面では非常に正しい戦略ではないだろうか。どうしてもすぐ働きたい、価値が生み出せるという人は、保育園に預けて働けばよいのではないか。この記事は保育や共働きの良い所だけを出してるだけなので、真に受けてはいけません。

>渥美:3年間抱っこし放題ということは、3年間「抱っこせがまれ放題」ってことですよね。そんなの悪夢です。
⇒いや、悪夢なのは貴方の単なる考えでは?

>渥美:この発言は、3歳児神話の復活にもつながりかねません。
⇒別に根拠があれば3歳児神話もいいと思いますが?親としては選びたいですよね。

>小室:そもそも子供はお友達と過ごす時間が大好きなんですよ。
⇒幼稚園からでも良いのでは???

というような、同じ方向に考えている人の意見だけが出ていて議論も無いのでどうかと思う記事内容。共働き推進派(?)の人達が自分の考えてる事と違った事を国が言い出したので、意見言ってみました感が強い。ほぼデータの根拠が無い。

と思ってつまらないなと思ってたら、(下)で少し対立があった。

「女性役員を増やさないと日本は滅びる?!」緊急鼎談!「安倍さん、女性を勘違いしてますよ」(下)

冒頭にいきなり
「一生ヒラ社員コース」が問題解決につながる
と、凄い問題をいきなり出している。

海老原:日本では、大卒社員ならほぼ皆、係長まで上がり、そのうちの大半が課長になっていく。そんなのは、世界的にみて日本くらいです。しかし日本も、ポスト不足で全員課長になれるというのは幻想となりつつあります。そろそろ日本企業も「一生ヒラ社員」のコースを設計しないといけない。出世しない代わりに、ワークライフバランス充実、というコース。で、出世の方に進めたエリートたちは、高給と引き替えに、死ぬほど働く。欧米だって、エリート女性は家庭を顧みず働いて、家事育児はアウトソースです。ここに誤解がある。日本人は「欧米だとエリートでもワークライフバランス充実」と勘違いしている。

⇒一生働いてもヒラ社員。その変わりワークライフバランスは充実すると。何とも夢の無い話だが、エリート女性が家庭を顧みず働いて、家事育児をアウトソースするというのは現実的だなと思う。個人的にはワークライフバランスという言葉は大嫌いですが、努力もせずろくに働きもしないくせに権利だけ主張する連中と比べればよっぽどスッキリしている。人よりも多く成果を出す働きをして給与を多く得る。当然といえば当然であり、更に子供を持つとなれば当然ながらアウトソースするしかない。

ただ、これを実現する為には貧富の差を日本でも公に認める必要がある。ホワイトカラーとブルーカラーとか言われた昔があったけど、要はブルーカラーに大部分の人はなりましょうと。そしてホワイトカラーについては今より給与が相当上げるようにすると。ただ、今でも保育士は相当給与は低く抑えられており、アウトソースされるのであれば更に給与を下げるか、エリート女性の給与を増やすしか解決策は無いという事だ。

海老原:日本の場合、一家4人がそれなりの生活をしようと思ったら、世帯収入が800万円くらい必要ですね。だから旦那の尻を叩いて、係長、課長と進んでもらいたくなる。その分、奥さんは身を引いて、家で育児に専念。で、子育てが終わったころに働きに出て、パートで100万円もらっている。つまり家長が700万円以上で、奥さんは家計補助で100万円。この常識を欧米型に変えて、一生ヒラで400万円。だけど夫婦両方400万円で家計を800万円にすればいい。ただし、その分、ワークライフバランスはしっかり充実させる。一方、高収入エリート層を目指すならワークライフバランスはあきらめたほうがいい。

⇒これには概ね同意。ただ、一家を養うお金すら稼げない男に価値は無いと個人的には思う。男の価値って何だろうねと思うわ。ただ、男が年収800万で、女性が400万だった場合には、女性は働く意味があるのかは考える必要がある。男がもっと働ける環境を整えればさらに年収は伸びるかもしれない。しかし、自分が働く事で制限を加えるかもしれない。中々大変な選択となろう。パート勤務に勤しむ事で惣菜を買う事が多くなり支出が増えるようでは意味が無いように、収入からコストを引いた利益で物事を考える必要がある。

海老原:ヒラ型、エリート型のトラックをきちんと作って欲しい。ヒラ社員なら、男性でも女性でも無理なく育休を取れるし、仕事と育児を両立できる。日本人特有の「全員一律」に「誰でも階段を上る」という考え方に、いい加減、ピリオドを打たないと。

⇒この株式会社ニッチモ代表海老原さんという方の意見は読み返して見ると数字から現実を見ているが、ワークライフバランスの小室さん、東レ経営研究所の渥美さんは全く実現性の無い単に思いついた意見を言っているだけのように見える。もっと戦えば面白くなるのに、(上)での慣れ慣れしい皆同じ意見のような方向性は一体何だったのか。

私は若い人がワークライフバランスとかいう言葉を唱える事は大嫌いである。仕事が基本にあって、仕事が評価されて始めて私生活がある。仕事人生45年もある。特に若い頃に仕事に打ち込む事すらしない人がずっと働いていけるだろうか。何事も一度は強く打ち込む事が必要だ。そして誰にも負けないくらい力をかける事が必要である。

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