記事上

会社分析

クラウドファンディングとソーシャルレンディングとグルーポンからPCのネット業界を考える

更新日:

もはやアベノミクスの影響からか話題にすら上がらなくなったソーシャルレンディングですが、今年はクラウドファンディングが有象無象に出現しています。一昨年くらいはグルーポンと、ネットの世界にはある程度の世の中的な流れがあるのかもしれませんが、最近のPCの新たなネットサービスは中々市場を確立する事が難しくなりつつあるようです。

まず時代的に過去のグルーポンから考えて見たいと思う。

グルーポン(共同購入型グルーポンサイト)

グルーポンはアメリカで2008年に創業された。共同購入をする事で、購入者が利益を得られるような仕組みだ。商品やサービス提供者も回転率が上がる等の利益が得られるような仕組みであった。2010年に日本に進出。既に日本ではリクルートや他の企業によって真似られており、時代的にはあっという間に日本中でブームとなった。(リクルートなんかはTVCMも行なっていた。)

一般の消費者は目新しかった為色々と使った人が多かった。半額になって当然といったような風潮があり、サービス提供者側も利益を出す為に質の低下を招いた。結果、利用者の満足度は相当低いパターンが多く、金輪際利用したくないと思うような人も多数いる。特に飲食関連での満足度が低かったようだ。

又、法的にも景表法に触れるパターンもあり、もうどうしようもない無法地帯に近い状態だ。
(二重価格の禁止等々)

一般の人からすると、現在ではもうそんなサービスあったっけ?状態になりつつある。決定的だったのは、2011年の正月に起きたおせち問題である。

ネット上でサンプルとして提示されている写真と、実際に届けられた商品とのあまりにもの違いや、製造段階での衛生面の問題等から社会問題化した。他にもグルーポン側の勝手な販促等から自分達で自分の首を絞める事を行なっている。

結果、ユーザのグルーポンに対しての満足度はとても低い。どのようなサービスであれ、顧客の満足度が高くなるビジネスにしない限りはサービスは続かない。グルーポンは今の世界の隙間を攻めてみたが、結果うまくいかなかった典型例になるであろう。

個人的には固定比率が高いサービスでは回転率を上げたいのでグルーポンと合致すると考える。(宿泊サービスやエステ等)
実際に宿泊施設は2回程行ったが、とても良かった。飲食店も何度か行ったが、結構酷い扱いを受ける事が多かったので、使うのは止めた。

半額を強制するかのようなビジネスモデルではダメだ。幸せになるのが誰もいない状況が発生し、それを放置している以上はもう駄目だ。指摘した固定比率が高いビジネスだけを取り扱うとか出来ればまだ勝機はあるのかな。

ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングは事業やサービスを何かしたい個人や法人に対して、一般の投資家がお金を貸すサービスであり、インターネット上で主に行われる。当初はお金を借りたい個人とお金を貸したい個人とを結びつけるという謳い文句であった。

中には開店費用であったり、新規出店費用であったりと色々とニーズはあったようだ。しかし、残念ながら現在ソーシャルレンディングは新規案件が出てこなくなっている。

このビジネスモデルも海外発のビジネスモデルだが、日本ではお金の貸し借りは個人では中々行われていないのが現状であり、銀行が多数の人の預金を預かり、貸すという役割を担ってきた。当然ながら、貸し倒れを避ける為に審査基準が高い。だからこそ個人から借りようとなるのだけど、銀行からお金を借りれない人がビジネス出来るかっていうとどうなんだろうか。

世の中やりたいからやれる!ってのは幸せな事のように思えるけど、事業となると地獄だ。ソーシャルレンディング側がどの程度審査基準があったのかは分からないが、貸し倒れリスクや詐欺に遭うという事も考えられる。

でもまあこのリスクを取ってでも投資をしたいという人が多いのも事実。利率年4%とか出てますね。まあ今なら株投資にみんな行ってしまうのか。儲けたいという人がリスクを取って投資をするのが現状なのだ。投資先が倒産してもまあ自己責任。ソーシャルレンディングの提供者はそこまで増えなかったなという印象があります。

やっぱりソーシャルレンディングはリスクがかなり高い無謀な冒険に近い投資という感覚がある。

クラウドファンディング

んで本命クラウドファンディング。昨今色々と話題になっていますが、色々と見ているとビジョンややりたい事だけが突っ走っているパターンがとても多い。悪いとは言わないけど、結果的にはビジネスで成功したい人というのは見向きもされていない。お金を出すのは一般人であり、投資というか購買行動(EC)、寄付に近い形だ。お金を出す変わりにお金を出して貰った人はリターンを返す。ソーシャルレンディングはそれはお金だったが、クラウドファンディングは物やサービスになる。中には直筆の手紙や写真等々の心のこもった物を返すと。でもそれがお金を出す側のお金と見合えばそれでいいのでしょう。

私はクラウドファンディングには2回程お金を出した。でもそれは寄付がしたかったからでは無く、単に商品を買ったに近いイメージだ。ましてや投資とは一切考えていない。あくまでお金を出した事に対してリターンを貰う。普通の購買行動と同じだ。

クラウドファンディングのサイトを見ていると、事業をやりたい人の想いとか、考えとかだけが先行している形がある。自分こんなに素晴らしい事するんです。だからお金出して下さいと。寄付金集めと何ら変わらないのだけど、ネットだから寄付金がこんなにすぐ集まる!だからクラウドファンディングしよう!なんていうのは間違っている。普通に寄付金を集めてやりたい事をやれば良い。

そしてクラウドファンディングの問題だと個人的に考えているのは法令についてクラウドファンディングの業者側が事業内容についてチェックしているかどうかだ。

事例として
READYFORで取り扱われている産院紹介のプロジェクト
がある。
個人的には取り組み内容は否定する気は無いんだけど、これって厚生労働省が定める病院等の広告規制をちゃんと見ているのかと。産院の紹介とあるけど、病院に行って院長のインタビューとか、その他病院の紹介をするとある。単純にこれだけ見ると広告でも何でも無いんだけど、この厚生労働省の定める広告規制の定義を見ると広告に該当してしまう。(凄い定義が広いんだよねこれ・・・。)
こういう広告規制についてよく知らない病院がそのまま掲載してしまって、後で問題になるリスクもある。こういった法的な問題についてもしっかりと考えてやるべきなんだけど、やりたい事だけ考えている人はこういった事は見えない。どうなんだろうね。

ちなみに今までクラウドファンディングで一番欲しいな!って思ったのはkibidangoのメッセンジャー型カメラバック。もうちょっと前に知っていればなー
ページ末尾のFBのコメントを見るといかにこのバックが欲しいと思っている人が多いかが分かるだろう。同じkibidangoの立つノートカバーは自分的には欲しいとは思わなかったのだけど。

まとめ

とりあえずクラウドファンディングだけもう一度整理してまとめてみるか。投資と考えると理解に苦しむけど、単純なECと考えるとスッキリする。多分資金調達目線からするとソーシャルレンディングと似ていると勘違いしてしまうのだろう。(自分自身がね・・・)

まあ、PCのネットについては最近動きがおとなしくなってきのかな。やはりスマホやタブレットといったデバイスでの盛り上がりの方が強いか。

広告用2

広告用2

-会社分析

Copyright© Think Different , 2017 AllRights Reserved.