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会社分析

SAP事業は頭打ちでもAmebaの赤字幅縮小(サイバーエージェントの2013年9月期の第4Qの決算)

更新日:

サイバーエージェントの2013年9月期の決算。

業績は回復傾向。特にスマホへのトレンドシフトの流れに乗って業績拡大に成功している。しかしながらここ最近の牽引事業であったSAP事業等は売上、利益共に成長が止まっている。ただ、高い利益を出した状態で留まっている事から、収益寄与はかなり高い。インターネット広告事業はスマホトレンドによって追い風。Ameba事業はまだ赤字の状況であり、Ameba事業さえうまく利益が出せる状態になれば更なる利益向上になる。





連結売上の推移

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売上幅が上昇している。サイバーエージェントFXが無くなった分も超えて大きく進展している。
どこが伸びたかというとAmebaとインターネット広告事業が進展している。

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インタネット広告においてはスマホ分がそのまま乗ってきている感じである。
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スマホについてはサイバーエージェント社としてはかなり注目していて、スマートフォン企業へ変貌とまで言っている。ただ、スマホは普及が進んでいて、消費者としては単なるデバイスの1つにすぎない訳で別段サイバーエージェント社が何かしたという訳では無い。

難しい事だけど、時流にうまく乗れた。この事を忘れないようにしないと大きなしっぺ返しが来る。まあ日本の会社の中にはネット企業と言っておきながら未だにPCの成功体験にしがみついている会社も多いけど・・・。

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SAP事業は頭打ち感が出てきてしまった。
今後伸びるかというと、もはや運に近いだろう。
面白いゲームを出せるかどうかは、もはや本格的なゲーム会社としての参画の覚悟が必要。

販管費と営業利益

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Ameba事業が注ぎ込んでたと思われる広告費が大きく低下している。

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Amebaの赤字幅が大きく低下している。広告費かけなかった事が大きいんじゃないかと思うが、、、、
又、広告事業が進展している。これは先に述べたスマホシフトの影響。
スマホの広告については利益幅が大きく取れるのだろう。

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面白い指標。スマホの広告のシェア27%らしいです。
他のセプテーニとか、アイレップとかはそんなにスマホとかに強いイメージが無い。
Amebaとかあるおかげかもしれないけど、スマホとかならサイバーエージェントとかいう形のイメージが付くのだろうか。

Ameba事業

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Ameba事業は大きく進展しているが、まだ赤字の状況が続いている。過去の推移を見ると来期はなんとか黒字へ持って行きたい状況か。

※決算資料の数字の単位が今回から億円に変更になっています。

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Ameba事業については、PVに対しての売上が上昇している。
PVの表を見ると売上程にはアクセスが伸びていない事が分かる。
それだけ事業として収益化の仕組みが出来上がりつつあるという事だろうか。

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仮想通貨の流通量が増えている。これはユーザがより課金をする仕組みが出来たという事だが、

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このガールフレンド(仮)がとてもうまくいっているようだ。
Amebaというサイトよりかは、Amebaブランドでの売上と考えた方が良いのだろう。
もはやブログサービスから新たな業態へと変換した。

次年度とまとめ

連結営業利益のみ込みが出ていた。

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Amebaは黒字化予想だが、既存事業がマイナスの見込みになっている。
SAP事業の頭打ちからその影響だろうか。
これもまた仕方の無い事とはいえ、サイバーエージェントは新しい事業へと挑戦して必ず何かしら利益に貢献する事業があるのがとても素晴らしい点だと思う。

でもAmebaの今までの広告宣伝費の投資は効果測定はしっかり決算に出した方がいいとは思うが。

100matome

スマートフォン企業へ変貌。
先の通りだが、「時流に乗っている」と考えるべきであろう。

101matome

次年度は利益を出す時期であると。

102matome

スマホについては普及率が最も強く影響している。事実として売上は上がっているが、サイバーエージェント社が凄いと勘違いするのは危険。mixiのように時流に乗れなかった会社もある中で、時流に乗れたと考えよう。
そしてこれは他の会社でも同じで、外的環境の変化にしっかりと乗れた会社だけが成長という果実を手に取る事が出来る。
出来ていないネット企業はまだまだ多い。
ベンチャーの方がスマホをつまく使っている傾向はあるが、それも新しいベンチャーこそうまくいっているように思える。

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