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戦争

さようなら戦後。こんにちは戦前。 ~北朝鮮情勢~

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北朝鮮情勢が非常にきな臭くなってきましたが、威嚇をし合っているので何だかなという所です。

改めて世界大戦を振り返ってみます。その中で日本はどういう行動を取るべきかを見てみます。

第一次世界大戦

第一次世界大戦は主にヨーロッパで起きましたが、日本も参戦しています。

ヨーロッパ、アフリカ、中東、アジア、太平洋、大西洋、インド洋全てで戦闘が起きており、日本は主にアジアと太平洋とヨーロッパ(特に地中海)で戦闘を行っています。

ただ、戦争が起こる前は主にオーストリアとドイツ、イギリス、ロシアといった各列強がお互いに同盟を組んだり敵対したりしており、国際関係上対立していた。

直接の発端はオーストリアの皇太子がサラエボでセルビア人に暗殺され、報復としてセルビアと戦争になった事にある。
しかし、すぐ宣戦布告したわけではなく、最後通牒を出して呑まないのであれば開戦といった形で、一応大義名分を通している。

大事な点はこの最後通牒であり、

相手が飲めないような条件を出して開戦に辿り着く

という事である。

最後通牒の中身

  • 帝国政府の君主制に対する憎悪・軽蔑を扇動するすべての出版を禁止すること。
  • ナーロドナ・オドブラナ(セルビア国家主義者組織)と称する組織を解散させ宣伝その他の手段を没収し、帝国政府に対するプロパガンダを行う他の組織も同様にすること。
  • 帝国政府に対するプロパガンダを助長しているもしくは助長する恐れのある全てを(教師も教材を含めて)セルビアの公教育から遅滞なく削除すること。
  • 帝国政府に対するプロパガンダを行った罪で、帝国政府が一覧にした全ての軍関係者と政府職員を解雇すること。
  • 領土保全に反する破壊分子の運動の抑圧のために、帝国政府の一機関との協力を受け入れること。
  • セルビア領で見つけられる可能性のある、サラエヴォ事件の共犯者を法廷尋問するとともに、帝国政府の一機関をこの手続きに参加させること。
  • 帝国政府が行った予備捜査によって浮かび上がった2人の指名手配犯を直ちに逮捕すること。
  • 武器と爆発物の違法売買の流通を効果的な方法によって防ぐこと。
  • 国内国外を問わず、帝国政府に敵意を示したセルビア政府高官の陳述書を届けること。
  • 全てについて実行する手段を、遅滞なく帝国政府に知らせること。

まあ主権国家としては呑めないですよね。これによりオーストリアとセルビアが戦いになり、世界大戦に繋がりました。

日本にとっての第一次世界大戦

日本にとって第一次世界大戦はかなり他人事に近い形です。

本国日本を攻められる可能性はほぼ無く、ドイツの海外の植民地であった青島や中国内での利権、太平洋の南洋諸島の確保といった事が出来た。

青島要塞攻略は、日露戦争の旅順攻略の反省をしっかりしている点が面白いですが、戦争にはしっかりと参加している。

そして経済的には、ヨーロッパへの輸出によって経済的には儲かっている。成金という大戦景気で儲かった人もいた。戦争をうまく商売的にも活用出来た。

第二次世界大戦

第二次世界大戦は当初はヨーロッパで起き、アジア太平洋でも続いて起きた戦争である。

ヨーロッパでの戦争に至った経緯

ヨーロッパでの戦争のキッカケはドイツのポーランド侵攻である。しかしその前には、ドイツによる周辺各国への圧力や恫喝が数多くあった。

  • 1933年 国際連盟脱退
  • 1935年 再軍備
  • 1936年 ラインラントへの進駐
    日独伊三国同盟
  • 1938年 オーストリア併合
    チョコスロバキアの解体とズデーテン地方の併合(ミュンヘン会談)
    ポーランド回廊の要求
  • 1939年 ドイツ・ポーランド不可侵条約破棄

ドイツは1938年のミュンヘン会談でイギリスやフランスに最後の要求であるという確認まで入れていたのにも関わらず、会談合意を無視してチェコの併合等を行った。結果的にこの辺りでイギリス・フランスとの対決姿勢が明確になってしまった。

そして次に要求したポーランド回廊の要求は、イギリス・フランスがポーランドと同盟を結んだ事で、ドイツの次のポーランド回廊の要求は完全に拒絶され、大規模戦争にはならないだろうと思っていたドイツは困惑する事になる。

ミュンヘン会談まではイギリス・フランスはドイツに対しては融和施策を取っていた。しかしながら、融和施策が結果的に相手を図に乗らせてしまい、裏切られた事でより大規模な戦争になってしまった。

ドイツのポーランドに対しての要求

ドイツはポーランドに対してポーランド回廊を要求し、結果的に拒絶された。そこでドイツはポーランドに対して恫喝では屈しないと見たので、直接侵攻する事にした。

開戦は1939年9月1日であるが、そこでドイツはグライヴィッツ事件というでっち上げの事件を起こす。国境近くのドイツの街のラジオ局がポーランド住民に襲われたという内容ですが、実際にはドイツ側が自作自演で起こしています。あとはポーランドのドイツ系住民への迫害とかいう見た目上それっぽいのを出しています。

戦争の為に、

でっち上げの事件を起こして国民を納得させる

手法を取った形です。

結果的にドイツがポーランドに宣戦布告して、イギリス、フランスがドイツに宣戦布告したという流れです。当時のドイツはイギリス・フランスから宣戦布告されるとは考えていなかったようで、国際情勢読めなかった形です。

当時のアメリカ外交

ポーランドの状況の際に、アメリカのルーズベルト大統領は

「ナチがポーランドに攻撃する場合、英仏がポーランドを援助しないならば、戦争が拡大してもアメリカは英仏に援助を与えないが、もし英仏が即時対独宣戦を行えば、英仏はアメリカから一切の援助を期待し得る」

と出しており、事実上最後の警告みたいな事を出しています。

色々なシグナルがある中で、各国からのメッセージは非常に重要です。ブラフなのか、事実なのか。

その後アメリカは、しばらく戦争には参加しませんでしたが、積極的に連合国側に武器や弾薬を援助します。それはもう堂々と。その為には中立国であるイランをイギリスとソ連に占領させたりしています。

日本に対してはより直接的な態度で接していきます。表向きハルノートが有名ですが、実際には「日米諒解案」といった戦争回避の為の交渉もあり、必ずしも戦争前提では無かった形です。

ただ、日本に対しての石油や鉄くずの禁輸等々、段々と制限をかけていった事(ABCD包囲網)は今の北朝鮮に対しての対応と変わらない点です。

そして、日本がいちかばちかのカケに出たと。ただ、問題はアメリカが想定してた以上に日本が強かったという事。この辺りの真相は何だったのか不明ですが、アメリカは日本から戦争をしかけられたという大義名分を得られた。

相手を威嚇したり締め上げたりして攻撃させる

アメリカが第二次世界大戦に参戦する為に取った手でした。

2017年の北朝鮮情勢

2017年の北朝鮮情勢は非常に危うい。

アメリカからは明確に核実験したら攻撃であるという旨が出ている。

ブラフでは無いと。事実シリアに対してのミサイル攻撃、最強の非核爆弾のISISへの投下とデモンストレーションに躍起である。

北朝鮮への外交は現在融和策では無い。融和施策を行っていた時期もあったが結果的にミサイル開発含めてここまで来てしまった感が強い。

北朝鮮の望みはアメリカ占領でも何でも無い。ただの政権の継続と大国化なだけだ。戦争をしたいわけではない。駄々っ子のように認められたいだけなのだ。(本人達は真剣だが。)

アメリカからの攻撃の想定

アメリカからの攻撃は一方的になりますが、北朝鮮からの反撃は韓国ソウルに向きます。問題は現在の国境からソウルまでが近すぎてロケット砲や野砲の射程内だという事。

相当な砲門数があるので、攻撃される前に破壊するのは無理。なので、本当に攻撃する際にはソウルへの攻撃が来てしまう可能性は非常に高い。

なので、全面戦争という選択肢は取りずらいだろうなあという推察。そしてアメリカも実際の兵力の展開自体は非常に遅い。

日本においても三沢基地の滑走路の改修工事を夏まで行うので行動に制限が出るし、空母の展開自体の速度も非常にゆっくりである。基本的には行動するぞ!と恫喝している段階であり、後述の中国の対応に期待しているのであろう。

中国からの介入

中国の行動がどうなるかという点は非常に重要である。今までは北朝鮮の宗主国みたいな感じでしたが、ここ最近では完全にコントロール出来なくなっている。

最悪中国軍による介入も現実的にありえるかもしれない。陸続きであるので上陸等は不要であり、北朝鮮によるソウル攻撃等も起こらないだろう。欧米諸国は北朝鮮という中国の傀儡国家が存在するのは容認するだろうから、一番現実的な解決策か。中国が決断出来ればだが。

注意する情報

大戦時等の戦争が発生する際にはでっち上げの事件や、事前の警告等が起きています。今の北朝鮮情勢においては、既に核実験したら攻撃!と明確です。

又、既に融和策を取るという状況では無いのも事実です。

多くの情報が出ていますが、

アメリカや韓国が攻撃された!

といったような情報が出てきたら注意です。

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