記事上

携帯電話

simフリー版のiPhone5を使って、通信キャリアに儲けさせるのを止めよう

更新日:

simフリー版のiPhone5を使う事で通信費の節約が可能に。ただソフトバンクやauと契約をしているだけでは、通信費は2年間で10万円も超えてしまいます。節約の為にも検討しよう。
simフリー版のiPhone5の安心した入手の方法は下部に記載しています。

□通信キャリアの儲け

iPhoneやAndroidといったスマートフォン、フィーチャーフォンをお店でそのまま契約に行った場合実質0円という表記がある。これは月々の携帯電話の代金だけで実質無料で携帯端末が手に入りますという形だ。概ね24ヶ月で端末代金を払い追える形だが、25ヶ月目になったからといって携帯電話料金は安くならない。端末をいくら大事に使って25ヶ月以上経っても、ちっともユーザは得をしないのである。むしろ通信キャリアは端末代の割引をしなくてよい分、丸々儲けとなっていく。

日本人は端末についてカバーを付けたり、シールを貼ったりととても大切に扱う。こういった端末を長く使い続ける下地がある事も、通信キャリアが端末を無料でも配っても十分収益を上げる事が出来る仕組みだ。本来はユーザが大切に使った物はユーザがリターンを得るべきである。しかし、現状の日本においては長く大切に使えば使う程通信キャリアが儲かる仕組みになっているのだ。

□通信キャリアの儲けの仕組み

通信キャリアは携帯電話の端末を事前にメーカーから買い上げる。ユーザは携帯電話端末をメーカーからでは無く、通信キャリアから購入するのが現状の日本の基本的な流れだ。

iPhone5を例にしてみよう。

ソフトバンクで購入する場合は、一括払いであれば51,360円であり、月々で分割して払う場合には2140円を24ヶ月払う。そして、iPhone5の場合月々の通信料合計は6755円(5460円+315円+980円)かかる。端末代と合わせると2年間は8895円が請求される。
しかし、ソフトバンクでは端末購入時に割引を行っている。割引額は51360円だ。これは一括で割引を受ける事は出来ず、月々2140円の割引を24ヶ月受ける事になる。
端末代は51360円であり、割引も51360円。つまり実質0円であると。販売店なんかに書かれているのは要はこういう事だ。

ユーザーにとって見ると2年間の基本的なコストは6775円×24ヶ月=162600円となる。

 

割引が何であろうと、ユーザから見ると端末代も含めてこの金額だ。しかし、通信キャリアから見ると、2年間は端末代を通信キャリアが負担している事になり、25ヶ月目以降は端末代を負担する必要が無くなる。つまり25ヶ月目以降にユーザが機種変更さえしなければ、通信キャリアは端末代分として今まで負担していた分が自分達にとってそのまま利益になるという事だ。

25ヶ月目以降の契約の端末を持っている人は即機種変更をして最新機種を手に入れましょう。ずっと持っているのは逆にもったいない。

□ユーザにとって最も賢い選択は何か

まず通信だけを考える場合においては、ユーザにとって最も賢い戦略はSIMフリーの端末を手に入れた上でdocomoがMVNOで提供している安くSIMを提供している会社と契約をする事だ。初期の端末代はある程度高いが、24ヶ月で考えると、通信キャリアでそのまま契約するよりも圧倒的に良いコストパフォーマンスになる。特に25ヶ月以上もしっかり使うのであれば、ユーザ側の儲けはどんどん増えていく。

再度iPhone5を例にしてみよう。

iPhone5のSIMフリー版の16GはAmazonで69000円(2013年2月3日調べ)である。最安値のSIMカードは月額490円で提供されており、24ヶ月で合計金額は80760円である。但し、速度は非常に遅いという点は大きな問題である。割り切りの問題だが、家や会社では常にWifi環境が近くにある人であれば十分だ。

実際にSIMフリー版を使うという選択肢は現実的だ。但し、電話が出来ないという点が大きなネックになる人が多い。そういった電話がどうしても必要という人には、ガラケーを1台別途に持つ事が良い。特にソフトバンクは月額980円だけでガラケーを持つ事が出来る。

□simフリー版のiPhone5を手軽に安心に手に入れる

simフリー版のiPhone5を手に入れる方法は3つある。

  1. 海外(香港やアメリカ)で購入する
  2. 香港やアメリカから輸入、もしくは海外のサイトから購入する
  3. 日本のAmazonのマーケットプレイスで買う

1の海外で購入するのはお金がかかるのでパス。海外旅行や出張であれば出来るかもしれない。
2の香港やアメリカから輸入や海外サイトからの購入については、税関手続きやお金だけ払って送られてこないなんていうリスクもある。数千円でも安くしたいなら考えるべきだが、お勧めはしない。
3の日本のAmazonのマーケットプレイスで買うという点は非常に良い選択肢であると考える。iPadminiのsimフリー版購入の記事にも書いたが、

Amazonにおいては、もし商品が届かなかったり、中身がおかしい場合には返金をして貰えます。

実はこれ日本で売ってない物を買う時にはかなり便利なんです。
詳細はこちらから確認してみてください。

32G版、64G版の価格については上の広告からか、こちらから確認してみてください。

□テザリングも含めて考えた場合

テザリングを考えた場合、iPad mini simフリー版(もしくはiPad)との組み合わせが実はとても良い。iPad miniはなんといってもiPhoneと比べるとバッテリーの持ちがとても良い。軽く1日以上は持つ。しかし、iPhoneでテザリングをするとあっという間に電池が無くなってしまう。詳細はこちらに書いているので是非見て下さい。

 ■SIMフリー版に関しての記事一覧

1.iPad mini Wi-Fi + Cellular SIMフリーモデル購入(2012年12月30日)
2.iPad mini SIMフリー版の良い点・悪い点(2013年1月5日)
3.iPadminiの通勤や会社での活用方法(2013年1月8日)
4.iPad miniで地上波デジタルTVを家のどこでも見られるようにする方法(2013年1月26日)
5.iPadminiとNexus7を使ってみての比較(1回目)(2013年1月27日)
6.simフリー版のiPhone5を使って、通信キャリアに儲けさせるのを止めよう(2013年2月05日)

広告用2

広告用2

-携帯電話
-, , ,

Copyright© Think Different , 2023 AllRights Reserved.