久々にiPadminiのSIMフリー版についての更新。
このiPadminiは毎日持ち歩いて、片時も手放せない相棒です。今回「OCN モバイル エントリー d LTE 980」を導入した事で通信速度面での不満点も無くなり、ますますタブレットとして完成度が高まったといえます。
序文
今までDTIの490円SIMで常時100kbpsの速度でインターネットにアクセスしていたが、速度があまりにも遅いという点がネックであった。スマホサイトなら問題無いが、iPadでPCサイトを表示するのに待つ時間はとても長い。
対してOCNの980円SIMはとても満足度が高い。というのもまずLTEが毎日30MB使える。さらにこの数値を超えたとしても200kbpsで通信が出来る。ソフトバンクやauといった大手通信会社は7GBの制限であり、これを超えると100kbps程度の制限になる。OCNのプランでは概ね900MBも月で使う事が出来る。
そして特に満足度が高いのは、翌日には制限がリセットされる点だ。使ってみるとこの制限が翌日には解除されるというのは実用性が高い。朝の時間はとても貴重であるので早いのは助かる。夜はまあそこまで急いでいない。他の手段を講じる余裕もある。
OCN モバイル エントリー d LTE 980は、月額980円で下り最大112.5MBのLTE高速データ通信を提供するサービスである。
というわけなので、DTIから切り替えをお勧めします。月額980円で早い速度を体験できて、容量超えても200kbpsで通信出来れば文句無い。
以下設定方法等。
SIM カードの購入
アマゾン等で購入します。購入する際にSIMカードの種類を選択できますが、個人的にはナノSIMをお勧めします。
一番小さいSIMカードはアダプターを付ければより大きいSIMカードとして動作します。今後端末を切り替えた際にカットしたりする手間が無いので、お勧めします。又、標準SIMからカットするのも可能です。
SIM カード開封と準備
アマゾンからこんな感じに送られてきます。
送られてきたら開封の上、SIMカードを取り出しましょう。又、インターネットに接続できる端末が別途必要です。私はiPadminiで対応しました。
OCN のサイト上で、SIMカードの情報を入力する必要があります。又、クレジットカード情報や、OCNの会員登録が必要です。色々付加サービスに入れと煩わしい作りです。
間違ってお金が追加でかかるサービスには入らないように注意しましょう。特にホットスポットをやたらと押して来ますが、タリーズコーヒーでも使えなくなってきているので、入る意味があまりありません。気をつけましょう。
OCNのサイト上での準備において、にAPN情報と、IDパスワードが付与されます。
忘れずにメモやキャプチャーを取っておきましょう。
設定編
今回はiPadminiで設定します。
<参考:APN設定>
LTE端末用 :lte-d.ocn.ne.jp
3G端末用 :3g-d-2.ocn.ne.jp
LTE対応端末ですので、APNはLTE用を使います。3G用は使いません。
LTE非対応の端末では3G端末用を使います。
まずSIMカードを入れる前にネットワーク設定をリセットします。特に他のドコモのMVNOの回線を使っていた場合には、APN設定部分はリセットをかけておく事をお勧めします。
SIMカードを入れます。
比較対象として、DTIで入れたカットされたSIMカードと比べると綺麗さが雲泥の差ですね。これで安心して使う事が出来ます。
起動するとAPNの設定が入っていないので、繋がりません。設定しましょう。
設定⇒モバイルデータ通信⇒APN設定
しばらくするとインターネットを無事に使えるようになります。
ここで問題なのは、インターネット共有にいくらAPNを入れても保存されません。
悲しい事ですが、そのままだと使えない形です。
iPhone構成ユーティリティを使うと入れる事が出来ます。
速度計測編
実に速度が速い事が分かる。表示もLTEと出ていても、出ていなくても十分に速さを体験する事が出来る。モバイルでインターネットをするならこの程度の速度と要領で十分であると再確認出来た。
・DTI
・OCN
まとめ
タブレット端末をようやく普段から持ち出せるようになったのは合いiPad miniのおかげだ。特にSIMフリー版を購入してから毎日持ち歩いている。スマートフォンよりも重宝しているのだが、いかんせんDTIは速度が遅すぎてWimaxでの通信に頼っていた。
しかし、今回のOCNの980円のSIMプランは速度やレスポンスに不満は無い。特に1日1日ごとに制限を解除していく形が気に入った。しょうもない事に高速通信部分を使い切ってしまうと、後は遅いというのには二の足を踏んでいたので、このOCNの980円プランはお勧めである!