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書籍紹介(マーケティング)

瀧野川女子学園のキセキ: パーソナルブランディングで生徒が、学校が変わった!を読んで

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瀧野川女子学園のキセキ: パーソナルブランディングで生徒が、学校が変わった!を読みました。takinogawa

SBI大学院大学で学んだマーケティング&ブランディング、アドバタイジングの授業の講師であるカーリーこと刈谷先生が書かれた書籍。SBI大学院大学で学んだ授業の復習になったし、是非この本は多くの人に読んで貰いたい。

私の今の仕事はマーケティングの部署にいる事になっているが、現実は単なる販促行動にすぎない。インターネット広告のほとんどは実は販促行動であり、特にリスティングなんてものはその際たるものだ。その検索をするという行動を起こさせる事がマーケティングであり、ブランディングである。

需要を起こさずして何がマーケティングか。正直この現実が分かった時自分の仕事に対して失望すると共に、ネットでもブランディングしたいなという漠然とした思いと共に、現在そこに向かって努力をしている。(アドテクノロジー万歳!!!)

私はSBI大学院大学の刈谷先生の授業を受ける事で、ブランディングの重要性と物事の本質を探る=聞き出す 事の重要性を知った。特に衝撃的だったのは、話をしているとふと重要なキーワードがぽろっと出てくる場面が多い事を痛感した事だ。そして意識をしていないとその重要なキーワードは覚えていない。(><)

実はブランディングも重要だったのだけど、この聞き出す力というのはマネジメントにおいても重要な要素になりつつある。特にコーチングなんかでは相手から聞き出すとかあるけど、具体的にどうするんだって時にはこの授業の聞き出す事について学ぶ事がとても重要である。

本の中でも、教員から刈谷先生が本音を聞き出すシーンがある。この聞き出す力というのは本当に大事なんだなと共に、物事の本質はマーケティングにおいてもとても役立つ。バナー作るとか、LP作るとか、リスティングのクリエイティブを作るとかどれに対しても非常に役だっているのが現状だ。

SBIの大学院大学の中で自分の中で最も即役立った実践的な授業の1つでした。

そして本の中身について触れていませんでしたが、刈谷先生のお仕事先の1つである「瀧野川女子学園」をいかにして単なる進学校から伝統があり特徴がある学校にする事が出来たのかが分かる本である。特に刈谷先生がどのようにして学校の方々の意識を統一していったのかがとても重要な場面であり、想いというものが重要であるかが分かる。40代50代であろう先生方が至極真面目に取り組み、伝統ある学校の想いを取り戻していく過程はとても心暖まった。

ただ、大事なのは既に経営者の理解があるという事だ。やりたい事をやるというのは実は非常に難しい。自分もマーケティングの授業で学び、やりたいと思った事をやれる状況になるまで約1年半もかかっている。ようやく、ようやく出来る所にまで近づいている。そういった考えを持ちながらこの本を読みました。授業で作成したAIDEESは未だにぶれずにずっと使えている事からも、このマーケティングの授業はやるべきであろう。

授業で役だった事をずっと思い出しながらこの本は読んでしまったので、初めて手に取る人とは多分違った感想になりますが、この本を読んで興味を持たれたからSBI大学院大学か、他の団体で刈谷先生のブランディングの授業かセミナーに思い切って参加してみましょう。

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