mixiの決算まとめ。今更ですが。
見ていてもうきついなと思ったのがスマホであっても利用者減少が続いているという点。最近ですとSNSは捨ててネイティブアプリに手を出して一攫千金を狙っているようですがどうなる事やら。
ただ、期待で株価が上がっている。モンスターストライクについてはそれなりに面白いという評価が高いらしいので、後はどう収益に結びついているかどうか。ただ、今回の決算ではその影響はまだ無いので、第3Qでの確認。
業績予測の修正
引き続き営業赤字が続く見込みになっています。まあキャッシュあるから大丈夫なんでしょう。きっと。
売上高推移
売上高自体はどんどん減少が続いてしまっている。どうなるmixi。mixiはFind Job!というサービスも行っていて売上があったのだがこれも減少してしまっている。
特に厳しいのは広告も課金も減少を続けているという所。
ガラケーは仕方ないと思うのだけど、そもそもスマホも下がってしまっているようだ。つまり利用者離れが著しい。
課金についてはネイティブアプリの課金はまだ出てきていない。
スマホであっても利用者減が続く。他社は圧倒的に伸びている中においては取り残されている。
広告領域が厳しい。スマホも何もかも減少を続けている。
クライアントからもユーザからも見向きもされていない現状か。
広告は3Q以降では減少とある。一体何故だろうか。
トラフィックがどんどん低減していく中で、その減少がもうこれ以上急激には下がらない確証を得たのだろうか。
ちなみに今のmixiの画面。
広告はどれもネットワーク広告であり、PVが増えるだけでも収益は出る状況ではある。
コスト
売上が減少している中ではコストはあまり下がっていない現状。
人件費と賃料が高止まりしているくらい。
販管費も同様で、あまり削減が進んでいない。人件費はたしかに減ったがその分なのか外注費が増えている。
新規事業
中々流行っているようだ。通称モンストと言うらしい。
しかしまだ今回の決算ではどこまで収益に寄与したのかは分からない。
サービス拡充と取り組み。
まあこれだけ出せばどれか当たるだろうと。
個人的にはmixiプレミアムの課金が増えた事に驚いた。
まとめスライド
3Qと4Qでは赤字は拡大する見込みであると言っている。
ただ、広告宣伝費を除いた部分では減少すると。
来季の早い段階で赤字からの脱却を目指すとある。
ネイティブアプリがうまく当たればいけるか?
mixi内外での収益拡大はまさに力を入れるべき箇所。しかしながら、そもそもユーザが離れていってしまっている以上また戻ってもらうというのは諦めた方が良い。一度もういいやと思ったサービスに来させるのはとても大変だ。
外部事業への積極投資は本当にうまくいけばいいのだけど、まず本業が厳しい中でちゃんと考えて買収する必要があるだろう。単にこれ面白いとか、これやりたいで選んでないだろうか。
そしてアントレプレナーの輩出はまだまだ先でいいと思うが。成果出るまで何年かかるかと。。。
まとめ
mixiは昔やっていて、今もアカウントだけ残っているので数ヶ月に1回とか仕事の都合でログインするだけ。足あと機能とかあったなーと思って見てみたら、半年前に数件アクセスがあったくらいでまあ誰も使っていないんだなーと感じる所。
ソーシャルゲームが当たりつつあるのか株価が復活しているらしいですが、まだまだ期待だけなので実際に収益にどう貢献しているのか見てみたい。2013年9月末のリリースなので第3Qから。
GREEに続いてSNSからゲームで復活なるか。