総務省のWGの1つである「ICTサービス安心・安全研究会 消費者保護ルールの見直し・充実に関するWG」において、SIMロックは解除出来るようにするような方針が改めて示されていると、色々とニュースが出てきています。
日経「携帯顧客囲い込み規制 SIMロック解除促進へ総務省検討 2014/5/20 22:12」
日経ビジネス「SIMロック解除、義務化の“本気度” 総務省はキャリアからの反発を押し切れるか」
しかし、今回のWGでは特段SIMロックだけを話題にした形ではありません。
- 電気通信事業者及び代理店が行う提供条件の説明の最適化が要求
- 契約の取り消し条件の明確化
- クーリングオフの導入
- 再勧誘の停止対応
- 代理店に対する監督制度を設ける
- 裁判外紛争解決手続機関の創設
- キャッシュバックは規制しない
- 最初からSIMロック解除するか、一定期間経過後はSIMロック解除
- 利用者のデータ通信量分布に応じた多様な料金プランを提供する事
- 無料期間があるオプションサービスは、お金を取る期間に入る前に意思確認を取るように
ざっとこんな所でしょうか。
個人的に大きいのはクーリングオフとキャッシュバックを規制しない、そしてオプションサービスについての意思確認です。
次ページから1つ1つ説明していきます。